偏頭痛

突然、視野の一部が欠損して、目の前の世界がはっきり見えなくなったことってありますか?視覚が狭まり自分の意識の世界に閉じ込められるような感覚と戦いながら、くも膜下出血脳梗塞?といった病名が脳裏をかすめる、パソコンの検索をしていても視野の中央部がつぎはぎっぽくなって文字が判読しにくくなり、ちょっとパニックになります。私の場合は。

 

この症状、閃輝暗点(せんきあんてん)と言うらしく、私の場合は偏頭痛の前触れ現象として、今回は人生で二度目の発症。案の定、視界が元に戻った頃に左の頭がキューンとして、吐き気を伴う頭痛が襲ってきました。実は前回の発症時に、お医者さんからエルゴタミン製剤だと思われる薬を処方され「キラキラが出たら飲んで下さい。」と言われていたのですが、前回が7年前で薬は会社に置きっぱなし。今日は祝日で家にいたので、なす術なしで安静にして2時間ほど痛みに耐えつつやり過ごしました。

 

今回の偏頭痛で症状と体の部位の関連について気付いたことが2点、予知に使えそうな仮説が1点あったので備忘のために書き留めておきます。

 

まず、体の部位についてですが、症状に効果的なつぼがあることが分かりました。頭頂部とうなじの上の頭蓋骨の張り出しているクビの骨の脇の辺り、詳しい位置はYoshikiさんという方のブログに詳しいのですが(↓リンクを貼ります)、この2ポイントを押すと私の場合は症状が軽減しました。実はこの2つのつぼは鼻づまりの時に私が押しているつぼで、偏頭痛というのは鼻と関係が深い症状なのかな?という実感を持ちました。症状が出る直前にくしゃみが出そうで出ない、あの鼻の奥がむずがゆい感じになったので関係する血管か神経が鼻の奥を通っているのかもしれません。

本当に怖い片頭痛の前兆「閃輝暗点」と対処法の話 - Yoshikiの日記

 

次に体の部位との関係の2つ目、胃腸との関連です。嘔吐感来た後に大腸が活発に動くといった状態になることから、これは典型的な交感神経と副交感神経のバランスが狂った時の症状だという気がしました。

 

最後に予知に使えそうな仮説ですが、やはりストレスからの弛緩期に発症しやすいようです。仕事で緊張状態が長く続いた後に、体がなかなか緊張から戻らないことってありませんか?自分でも気付かないけど、妙に朝早く目が覚めるとか、休みなのに無意識に仕事のことを考えてしまう状態から抜け出す時に、この症状が襲ってくるようです。私の場合は前回は営業をしていて大きなコンペの決着がついて、お客さんから文書で回答をもらった直後に、今回は職場のストレスで3ヶ月程辛かったんですが、自分の中で見切りを付けられたというか、自分の置かれている状態が客観的に納得できた時に起こっています。そういう時に、体がゆったり動こうとしているのに、体のリズムに反して急な体の動きをしようとするとトリガーが引かれるようです。

 

偏頭痛に、もっと高頻度で悩まされている方は、それこそお天気の変わり目だったり、職場での異動直後だったりに頻発しているみたいですが、私の場合は、そういうもっと大きくて脳が振られるような状態で引き起こされるようです。

 

上手に付き合って行きたいなぁ。